生命を維持する必須の物質は約50種類(分子26種類、元素24種類)で、それらは人体ではつくれないか、合成できても必要量が足りません。ノーベル化学者のライナス・ポーリングが「Orthomolecule(正分子)」と命名しました。Orthoは「正しい」という意味です。
また正分子50種類の内、13種類の分子は「命の物質」(ラテン語でビタミンという意味)と命名されています。
約29種類の正分子の必須量は食事で確保できますが、そのうち約16種類は過剰になりがちです。一方、残り正分子21種類の必須量確保は食事からでは困難です。